マルチリージョンDVDプレイヤーに関するまとめサイト。
パイオニアのDV-410Vはファームウェアをアップデートすることでマルチリージョン(リージョンフリー)化が可能です。
今まではリージョン1のDVDを見るためにホームセンターなどで売っている3-5千円程度の中国製のマルチリージョンDVDプレイヤーを使っていたのですが、画質と耐久性に難があり、日本のメジャーな企業の製品を一度使ってみようと思っていました。
子供が英語に慣れ親しめるように、主にAmazonUSAで購入した北米リージョン1の子供向け番組(ブルースクルース、バーニー、スポンジボブなど)を再生する必要に差し迫り、今回
DV-410Vのマルチリージョン化を検証してみました。
マルチリージョン(リージョンフリー)化に関する注意事項
【注意事項】 ファームウェアのアップデート作業に失敗すると最悪DVDプレイヤーが使えなくなります。当方で作業した時もブレーカーが落ちないよう、大きな電力を使うようなコタツ、レンジ、電熱調理器などの電源を全てオフにし、家族に絶対に使わないでほしいと伝え、細心の注意を払い作業をしています。
ファームウェア変更後はおそらくメーカー保証が効かなくなると思いますので、リスクを負えない場合は最初からマルチリージョン化されている海外向け仕様のDV-410V DV-420V(日本未発売の新型)が下記の通り、DV-410V通常価格+4,700円程度で購入できますので、安全のためそちらのご購入をお勧めします。
また、同じく海外向けマルチリージョン仕様でSACD/DVDオーディオが再生可能なDV-610AVが、DV-410V通常価格+7,800円程度で購入できます。SACD/DVDオーディオを再生したい方はこちらがベストです。
※DV-610AVを購入した場合のメリットについては
こちら
万が一、当サイトの情報を用いた結果、何らかの障害がDVDプレイヤーに起きても、責任は負いかねますのでご了承願います。
ファームウェアの入手
DV-410Vをマルチリージョン化するためには下記のサイトでマルチーリージョン用ファームウェアを入手して、ファームウェアをアップデートすることでリージョン2以外のDVDを見ることができるようになります。下記は実際に当方で試したYJB8507B_V22_CP1252のファームウェアをご紹介しています。
- DV-410Vファームウェアのページ|PioneerFAQ
- オリジナルファームウェア
直接リンクができないため、上記ファームウェアのページより「YJB8223B」というファイルをダウンロードしてください。
- マルチリージョン化ファームウェア
直接リンクができないため、上記ファームウェアのページより「CP1252」という欄のファームウェアファイルをダウンロードしてください。
↑このファームウェア(機器内蔵プログラムファイル)でマルチリージョン(リージョンフリー)化します。
CDへの焼き付け
上記リンクから入手したファームウェアをCDに焼きます。当方はB's Recorder GOLD8を利用しましたが、ISO9660形式のデータCDを焼けるソフトなら何でも構わないと思います。(JOLIET形式で焼いたファームウェアアップデートCDでも読み込めたとの情報あり。当サイトでは未検証。)
焼きこみソフトウェアを通常のデータCD(※ISO9660形式のデータCD)を作る状態にしてファームのYJB8507B.BINファイルをデータとしてドラッグ&ドロップし、ボリュームラベルを大文字でPIONEERとしてください。
なお、ダウンロードしたファイルを解凍して出来るファームウェアのバイナリーファイルのファイル名に含まれるアルファベットは全て大文字となっていますので、文字の種類を変えずに焼きこんでください。
ファームウェアのアップデート
作成したファームウェアアップデートCDを
DV-410Vに読み込ませることでアップデートを行います。
▼ノーマル起動画面
▼ノーマル日本語メニュー
アップグレード手順
ダウンロード後、ファイル解凍時に添付されているReadme.txtのアップグレード手順を抜粋して部分引用。
UPGRADING:
1. Turn on the player, and open the disc tray.
2. Put the Firmware Update Disc on the tray, and close the tray.
3. A screen will be displayed inviting you to push the "play" button to start the update.
4. The player will load the data, and the tray will open again. Remove the Firmware Update Disc from the tray now. Leave the tray open. The update process will complete in few minutes.
5. Wait until the update process finishes and the DVD logo is shown on the screen.
Attention: DO NOT unplug the power cable or turn off the player during the update process.
PioneerFAQ
手順の翻訳(意訳です。稚拙ですが・・・)
↓最後の注意書き部分は最初に翻訳しました。
Attention: DO NOT unplug the power cable or turn off the player during the update process.
(注意!プレイヤーのアップデートの最中は決して電源を切ったり、電源コードを抜いたりしないでください!)
1. Turn on the player, and open the disc tray.
(プレイヤーの電源を入れ、ディスクトレイを開けてください。)
2. Put the Firmware Update Disc on the tray, and close the tray.
(ファームウェアのアップデートディスクをトレイの上に載せ、トレイを閉めてください。)
3. A screen will be displayed inviting you to push the "play" button to start the update.
(画面にアップデートを始めるなら再生ボタンを押すようあなたに求める表示がされるでしょう。)
▼この時点で下記の画面が表示されないようならファームウェアアップデートCDの作成に失敗している可能性があります。
▼上記画面が表示されてから指示のとおり再生ボタンを押すと下の画面(アップデート中)
4. The player will load the data, and the tray will open again. Remove the Firmware Update Disc from the tray now. Leave the tray open. The update process will complete in few minutes.
(プレイヤーはファームウェアのデータを読み込みます。そしてトレイが再び開くでしょう。そうしたらすぐにファームウェアのアップデートディスクをトレイから取り除いてください。そのままトレイを開いた状態にしておいてください。アップデートは2-3分で完了するでしょう。)
▼トレイが開きます。トレイからCDを取り除きアップデートが終わるまでしばらく待ってください。
5. Wait until the update process finishes and the DVD logo is shown on the screen.
(アップデートが終了するまで待ってください。そしてDVDのロゴが画面に表示されます)
▼最終的にアップデートが成功すると初期画面がシルバーのPIONEERロゴに変わり、以下のようになります。
※コメント欄にてCafeLatte様より、手順5の後、電源を消すまえに「決定」ボタンを5,6秒ほど押し続ける必要があり、決定ボタンを押し続けると電源が切れ、リージョンフリーとなるというご指摘をいただきました。これまでの手順でリージョンフリー化が出来なかった方は一度お試しください。
管理人のリージョンフリー化の手順メモが不十分だったかもしれません。時間を作って後日もう一度検証してみたいと思います。
CafeLatte様、情報提供どうもありがとうございました。m(_ _)m
以上が、アップデートの翻訳と手順です。気分に余裕を持ってあせらずに実行してください。
なお、アップデート後はデフォルト表示が日本語になっている関係からメニューが必ず文字化けします。メニューを利用するためにはデフォルト言語を英語に設定することが必要となります。
文字化けした表示を英語メニューに変更する。
ファームウェアをアップデートした直後は100%文字化けします。事前に英語に言語を設定しておいてもファームウェアのアップデートにより、設定自体が初期化されることで文字化けを起こしてしまうようです。
▼文字化けしたメニュー画面。まず一番左下の「EF7@」を選択。
▼次にメニューで「1」→「Ab^_]」→「English」を選択。
▼上記でEnglishが選択されると、英語メニューに変更される。
▼実際はこんな設定画面でした。DVD Menu Lang.もEnglishに設定する必要があるかも?確認のためにアップデートをもう一度するのは怖くてできません。(^^;)
▼英語の初期メニュー画面はこちら
ファームを初期状態に戻す場合
あらかじめオリジナルファームウェアをダウンロードして上記手順でオリジナルファームウェアのCDを作成し、マルチリージョン(リージョンフリー)化の時と同様に読み込ませれば初期状態に戻ります。
マルチリージョン化ファームウェアCDとオリジナルファームウェアCDによるファームウェア書き換えは手順がまったく同じのため、挿入するCDの違いだけになります。なお、オリジナルファームウェアに書き換えると文字化けが直り、購入時と同じ日本語のメニューになります。
今までの中国製の無名メーカーDVDプレイヤーとの差は歴然で、素晴らしい画質と音質です。HDMI出力を装備していますので、アップスケーリングしてハイビジョン出力することができます。これまで買い貯めた市販DVDの映像がまるで別物です。
皆さんもこれを機にPioneerDVDプレイヤーを使ってみてはいかがでしょうか。
リージョンフリー化に使ったサイトにDV-610AVのファームもありましたので、ご紹介しておきます。ただ、これに関しては実機が手元に無いため検証できていません。そのため実際にマルチリージョンに出来ることを確認していませんのでご了承ください。
DV-610AVのページ|PioneerFAQ
DV-610AVのファームウェア掲載ページ|PioneerFAQ
ただし、Amazonで
海外向けマルチリージョン対応DV-610AV
が4,800円程度の差で購入できますので、価格差4,800円を許容できるなら断然
こっち
を購入すべきだと思います。
DV-610AVのオススメできる点
DV-410Vを購入するときに、
DV-610AVとどちらにしようかかなり迷いました。DV-610AVとDV-410Vの主な違いはSACD/DVD-Audioの再生に対応していることと若干の再生可能ファイルの差ですが、予算に余裕があるようでしたらDV-610AVを購入することをお勧めします。
Webを検索すると、Pioneer製DVDプレイヤーの基盤がGoldmundの定価140万円位する高級SACD/DVD-Audioプレイヤーの中身の基盤に使われているという情報(下記引用元参照)があります。
We even included the reference of all the Pioneer parts we use
GOLDMUND - Newsletter - February 2008
パイオニアの2万円のプレイヤーに140万円出す価値がある音・映像を持っている、と判断した
であればパイオニアにとってこの上ない宣伝になります。
ゴールドムンドGOLDMUNDの真実(おまけ)
使われている基盤は旧機種DV-600AVのものですが、後継機種のDV-610AVのSACD/DVD-Audio再生機能が旧機種より劣るということは考えにくいので、単純に考えて2万円弱で140万円の音を再生するための機器の基盤を搭載したDVD兼SACD/DVD-Audioプレイヤーが買えるのなら、購入した人はとても幸せになれると思います。
後々DVD-Audioが聞きたくなったときに高価な専用プレイヤーを買わなくても音質の評価が高いDV-610AVを購入していれば追加出費をせずに高音質のDVD-Audioを楽しめます。
なお、SACD/DVD-Audioの再生をする必要が無く、DV-610AVで追加されているファイル形式を再生しないなら、DVDプレイヤーとしてはDV-410Vで機能的に十分だと思います。
補足情報
▼ファームウェアのアップデートの際は、このページに機種名が掲載されているDVDプレイヤーのファームウェアが比較的安全だと思われます。
DVDページトップ|PioneerFAQ
▼ファームウェア一覧のページですが、上記DVDページトップに名前が掲載されていないプレイヤーは何らかの調整中の可能性があり、使用を控えたほうがいいかもしれません。
DV-410AVを含むその他のファームウェア掲載ページ|PioneerFAQ
以上、長文ご容赦のほどを。長々とお付き合いありがとうございました。m(_ _)m